キオクのキロク

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堀江貴文が卒業生へ贈ったスピーチが深いと話題になっている

ホリエモンこと堀江貴文さんが近畿大学の卒業式で行ったスピーチ。

SNSなどでも拡散されており、きっと多くの人が目にしたのではないのか。 このスピーチを聞いた人たちはどう感じたのだろう。僕の率直な感想としては時代が大きく変わりつつある中で今のままの自分でいることに対して危機感のようなものを感じた。

今までであれば周りの人と同じように学校に行って勉強をし、大学3回生になれば皆と同じように就職活動をして、企業に属し、一定の年齢がくれば結婚をして、定年まで働いて。 そんな人生を生活を送るというのが多くの日本人の人生の流れであったのではないか。

しかし、このスピーチで堀江さんが述べているように今世界はすごい勢いでグローバル化が進んでいる。 世界中の人たちが同じようにインターネットを通じて様々な情報を手にすることができる。

世界は今よりフラットなものへと変わっていく。 その中で今まで通りに何も考えずに暮らしていてはこの時代の流れにあっという間に取り残されてしまうのではないか。

このスピーチで堀江さんは北海道のタイのマッサージ屋さんの話を例に挙げている。そこで話されたのは現状で日本とタイの代金の差がたったの2倍しかないということ。 これは自分が世界中を旅するなかで痛感したことであった。

今日本円の価値はどんどん下がってきていて、その一方で東南アジアの国々はすごい勢いで成長を遂げている。 豊かだと言われてきた日本は堀江さんが言っているようにもしかしたら既に終わりを迎えてしまっているのかもしれない。

ただ敷かれたレールの上を歩いておけば安泰という時代は終わってしまったのかもしれない。

では僕たちはこのものすごい勢いで変化をしている時代で一体何をしていかなくてはいけないのか? 堀江さんはこのように述べている。

まずはネットを通じてたくさんの情報を仕入れること。 そしてそこから自分の頭で考え、そしてそれを整理し発信していくこと。 それはつまり、自分自身でたくさんの情報に触れ、自分自身で考え、そこから新しいものを創造していかなければいけないということ。

僕たちはこの変わりゆく時代の中で今選択を求められている。このまま敷かれたレールの上を歩いていくのか? それとも時代とともに自分自身も変化していくのか?僕は後者であり続けたい。

未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ。by堀江貴文

人の信頼を得るためにオバマ大統領も実践しているME WE NOW理論とは?

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あなたは誰から信頼を得るためにどんな方法を使っていますか?なかなか自分のことを人に伝えるのって難しいですよね。 そんな人におすすめなのがアメリカのオバマ大統領も実践しているME WE NOW理論です。

どんな理論かと言うと、 ME→まずは自分の事を話す。(EX:僕は田舎から上京してきて今は大学で勉学に励んでいます。) WE→その人との共通点を見つけ出し連帯感を作り出す。(EX:あっ、僕もあなたと同じような経験をしたことがあります。) NOW→今自分がやりたい事を話す。(EX:そして僕は今〜をしたいんです。)

この理論を意識するのとしないのでは人への伝え方がかなり変わってきます。 もしあなたが何か今したいことがあってそれを誰かに手伝ってもらいたいのであればいきなり僕はこれがしたいです!手伝ってくださいといきなり言っても相手のハートは決して掴む事はできません。

まずは自分の事を知ってもらう事。それから自分がその人と同じ共通点を持っている事を提示すること。それからやっと今自分のしたいことを話す。

この3つのステップを踏む事できっとあなたの交渉は今よりも格段に通りやすくなるでしょう。 どれだけ自分に賛同してくれる人を仲間につけることができるかというのはビジネスを行う上で大事な要素の1つでは無いでしょうか。

この理論を意識するだけで少し変わってくるかもしれませんね。

島田紳介が語った成功する為に必要な『XとYの理論』とは?

元お笑い界の大御所、島田紳介さんがNSCの研修生に向けて行った講演会の貴重な映像が残っていました。 毎日テレビをつければ面白いお笑い芸人さんはたくさんいますが、この島田紳介という人ほど『笑い』というものを細かく分析している人はいないのではないないでしょうか。

以下はこの動画の中で紳介さんがお笑いの世界で成功するための方法について話している内容です。

“まずは自分の笑いを分析しなさい。どんなパターンが得意なのか?自分の笑いは誰に近いのか?それをまず見つける。それが分かったら、昔の時代から今の時代までで売れていた人の漫才を全部聞いてみる。そして聞くだけではなく、『どう変わってきたのか?』『何が違うのか?、同じなのか?』それを徹底的に調べてみる。Xというのは自分の戦力としたらYというのは世の中の笑いの流れ。笑いはいつも変化している。そしてこのXとYが分かってから初めて悩む。さぁ自分は何をしようか?と。でもこのXも分からず、Yも分からず悩んでいる人たちばっかりやねん。”

この理論って決してお笑い界だけに当てはまるものではないでしょうか。どの業界どの分野においても時代によって求められるものは絶えず変化している。 それに対して自分たちの能力をしっかり見極めて初めて、自分たちには一体どうすればいいのか?という答えを導きだすことができる。

芸人の中には一発芸人と呼ばれる人がたくさんいますが、彼らがなぜ一発で終わってしまうのでしょうか?

それはこの理論を理解することなくたまたま世の中の笑いの流れ、つまりここで言うYにヒットしたから。彼らは自分の戦力Xを理解せず、そのレベルにまで達していないにも関わらずいきなりそこまで飛び越えてしまった。そのため結果的に一発で終わってしまうんですね(ただ、芸能界で一発当てるだけでもすごいことです)

もし今あなたがどの業界でもいいのですが成功したいと思うのであればこのX、Yをしっかりと研究することこそ成功への近道だと思います。

そしてこの講演会の最後に紳介さんはNSCの若手にこのように言っています。

”夢を叶えていく反面、夢を失っていってる。だからきみたちが俺に勝っているとしたら夢の数と若さやな。今もし神様が10億で売ってくれるなら僕はそれを買うね。ということはやで、君たちは今10億円分の価値を持っているということなんやで。”