キオクのキロク

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日本人である前に俺たちは地球人だ!

4月13日から16日にかけてタイのチェンマイを父と一緒に旅行することになった。

 

チェンマイに来た理由は自分が最近会員になった旅行クラブでかなり格安の値段でツアーに参加が出来たことと、父が以前からタイに行きたがっていたからである。

 

半年前に友人とカレー修行で訪れたインド以来の旅行であるが、日本を旅経つ前にはいつもドキドキ感で胸が高鳴る。

 

日本ではまだ少し肌寒い気候でだったが、タイに到着すると40℃にもなる灼熱が僕たちを待っていた。

 

灼熱の中から臭ってくる強烈な香辛料の匂い。

 

この匂いが僕に海外に来たのだということをいつも強く認識させる。

 

今回の旅行は自分が今まで自分が経験してきた貧乏旅行とはかけ離れたかなりセレブな旅行であったと思う。

 

ツアーには約20名ほどが参加していたのだが、僕たち以外は全員中国人だった。

 

ホテルは4つ星のホリディインチェンマイで部屋もかなり快適であった。

 

ツアー内容としては

 

1日目 空港から送迎。

夕食ビュッフェディナー

 

2日目

エレファントファームにて象のショー。

ランチ

夕食

 

3日目

朝食ホテルでビュッフェ

チェンマイシティーツアー

モンキーショー

ゴルフ場でランチ

タイガーファームでトラと写真撮影

 

4日目

朝食ホテルでビュッフェ

空港送迎

 

といった流れである。

 

これだけのツアーと3泊のホテル代も込みで一人24,000円だったのでかなりお得だと思う。

 

タイについてまず度肝を抜かれたのが自分たちが行った4月13日〜15日というのはちょうどタイの旧正月にあたり、この時期に行われるソンクラーンの時期だったということである。

 

噂には聞いていたがこの祭りはかなり狂っている。笑

 

町中に水鉄砲やバケツを持った人が構えていて、通る人に容赦なくその水をぶっかけていく。

 

日本人の僕たちには正直理解のできない祭りであるが、タイの街では大人も子供も本気で水を掛け合っている。

 

水をかけられた人は決して怒ったりしてはいけない。

 

なぜなら水をかけることはその人の幸運を祈っているを意味するからだ。

 

国によって文化というのはやはり違う。

 

もしもこれを日本でしたら、、、、なんて思うとゾッとするけどこれがタイではこれが普通なのである。

 

大人も、子供も、やんちゃそうな兄ちゃんも、ばあさんもじいさんも。

 

全身をびしょびしょに濡れながら全力で水を掛け合っている。

 

ただ、みんな本当に楽しそうに良い顔をしている。

 

世界を旅していると日本で育ってきた僕たちには到底理解できないようなことがある。

 

自分の中で常識だと思っていたことがハンマーでたたかれたかのように崩れ落ちる瞬間がある。

 

これが旅の醍醐味なのだと僕は思う。

 

『◯◯はこうあるべきだ』とされてきたことが地球規模で考えたらそうではないことに気付かせてくれる。

 

外の世界を知って初めて内の世界について分かる事がある。

 

地球は広くていろんな人がいて、いろんな文化があって、いろんな生き方がある。

 

そう考えた時に日本人というくくりの中ではなく、いち地球人として自分はどんな生き方をしようかな?って考えるともっと人生はおもしろくなるんじゃないだろうか。

 

『若いうちに外の世界に出なさい』

 

多くの人はこんな風に言う。

 

いや、きっとそうじゃない。

 

『何歳になっても外の世界に出なさい。』

 

僕は自分よりも若い世代に伝えていくならこう言いたい。